2010年01月06日
こどもと季節の行事を楽しもう
冬の大きな行事といえば、クリスマスとお正月。
少し前のお話になってしまって、申し訳ないのですが、2つのワークショップを体験してきました。
思い出深く、来年も楽しみたいと思いましたので、みなさんに紹介したいと思います。
まずは、クリスマスリース作りから。
みのおエコクラブのみなさんと箕面スパーガーデン1階で行いました。
用意してくださったのは、全て箕面の山で収穫したつるや杉、椿、ヒイラギ、千両、南天などです。松ぼっくりは、かなり大きいもので、棘がしっかりしていて痛いくらいです。
子ども達は、飾りを選ぶのに必死になってました。
つるはこの日に合わせて、3日前に命がけで採ってこられたそうです。この作業は、とってもハードなものだそうです。ありがたいです・・・。
まずは、土台のリース作り。
つるも、山葡萄、アケビ、など素材によって、雰囲気も変わります。当然固さも違いますので、アケビなんかは固く、ゆっくり曲げていかないと折れてしまいますし、なかなか思うようには行きません
そこがまた、夢中になって楽しめました。
うちは家族4人で参加させていただいたのですが、小1のムスメは、アケビでリースを作ってました。すこしゆるいのですが、自然の蔓の形を活かして巻いていると、なんとなく星型のリースが出来ました。
パパが作ったおうち型
ムスコも飾りつけしたリースがひとつ出来て、たくさんできたクリスマスリースでしたが、帰りに双方のおじいちゃん・おばあちゃんの所に届けに行って、クリスマスプレゼントになりました。
その3日後、年の瀬も迫ったということで、市民活動センターで行われた手作り名人 後藤さんによる 『 注連縄作り 』 に参加しました。今回はみっけメンバーと一緒の参加です。
見本を見ながら、後ろの飾りの凧を作りました。そしていよいよ注連縄作り。
手でわら(この日はいぐさ)をよるのが、後藤さんはなれておられるので早いのですが、小さい手ではよるのも難しかったです。小学校3年生ぐらいの子どもさんだと自分で出来てました。
みなさん、後藤さんに手伝ってもらいながら、進めているところ、雪国育ちのみっけメンバーの一人は、すごく手馴れた様子でこなしていました。聞くと、子どものときからわら草履とか編むことがあったそう。うらやましい・・・。
最初は、出来ないムスメを手伝っていたつもりの私でしたが、
3つに分けたうちの2本をよって、絡めたら、残りの1本を布を巻きつけながら、絡めていくのですが、ここでやり方がわかっておらず間違ったため、作り直すもボロボロで、結局、後藤さんに手伝ってもらいました。
出来た注連縄を、凧と組み合わせて、飾りの葉や木の実を思い思いにつけて、あとはおめでたい言葉を書いたピックをさせば、出来上がり。
みなさん、どの言葉にするか悩んでいて、初春とか、立春とか、寿など、一筆一筆想いをこめて、書かれてました。
後藤さんの作品は、きりっと編まれていて、市民活動センターの出入り口のところで、販売もされてました。
これから親子で楽しむ季節といえば、節分でしょうか。豆を撒いた後が大変なのですが、子どもたちの好きな行事です。
節分(せつぶん、またはせちぶん)は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味しているそうです。特に江戸時代以降は立春(毎年2月3日ごろ、うるう年は2月4日ごろ)の前日に、
豆を撒き、撒かれた豆を、自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないというならわしがあります。
最近は、豆が小袋に入っていて、小袋ごと撒けるのもありますし、鬼がいる家いない家、どちらも大きな声で「福は内~、鬼は外~。」と撒けば、寒さも吹っ飛び、1年元気でいられそうです。
我が家では、翌日朝早くから、たくさんのすずめがやってきて起こされるのも、この行事のご愛嬌です。
ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。
行事を楽しむポイントは、『自己流』なんじゃないかと思います。
子どもたちと我が家ならではの、オリジナルってとこに、うまく行かなくっても楽しい! うまく行けばさらに楽しい! という思い出が、温かい気持ちとなって残ります。
そういう体験をした子どもは、自分が大人になったときにも必ず思い出すのだそうです。
形よりも、行事をたのしむそのときの気持ち。 とっても大事なことですね。
( 有光 いちか )
少し前のお話になってしまって、申し訳ないのですが、2つのワークショップを体験してきました。
思い出深く、来年も楽しみたいと思いましたので、みなさんに紹介したいと思います。
まずは、クリスマスリース作りから。
みのおエコクラブのみなさんと箕面スパーガーデン1階で行いました。
用意してくださったのは、全て箕面の山で収穫したつるや杉、椿、ヒイラギ、千両、南天などです。松ぼっくりは、かなり大きいもので、棘がしっかりしていて痛いくらいです。
子ども達は、飾りを選ぶのに必死になってました。
つるはこの日に合わせて、3日前に命がけで採ってこられたそうです。この作業は、とってもハードなものだそうです。ありがたいです・・・。
まずは、土台のリース作り。
つるも、山葡萄、アケビ、など素材によって、雰囲気も変わります。当然固さも違いますので、アケビなんかは固く、ゆっくり曲げていかないと折れてしまいますし、なかなか思うようには行きません
そこがまた、夢中になって楽しめました。
うちは家族4人で参加させていただいたのですが、小1のムスメは、アケビでリースを作ってました。すこしゆるいのですが、自然の蔓の形を活かして巻いていると、なんとなく星型のリースが出来ました。
パパが作ったおうち型
ムスコも飾りつけしたリースがひとつ出来て、たくさんできたクリスマスリースでしたが、帰りに双方のおじいちゃん・おばあちゃんの所に届けに行って、クリスマスプレゼントになりました。
その3日後、年の瀬も迫ったということで、市民活動センターで行われた手作り名人 後藤さんによる 『 注連縄作り 』 に参加しました。今回はみっけメンバーと一緒の参加です。
見本を見ながら、後ろの飾りの凧を作りました。そしていよいよ注連縄作り。
手でわら(この日はいぐさ)をよるのが、後藤さんはなれておられるので早いのですが、小さい手ではよるのも難しかったです。小学校3年生ぐらいの子どもさんだと自分で出来てました。
みなさん、後藤さんに手伝ってもらいながら、進めているところ、雪国育ちのみっけメンバーの一人は、すごく手馴れた様子でこなしていました。聞くと、子どものときからわら草履とか編むことがあったそう。うらやましい・・・。
最初は、出来ないムスメを手伝っていたつもりの私でしたが、
3つに分けたうちの2本をよって、絡めたら、残りの1本を布を巻きつけながら、絡めていくのですが、ここでやり方がわかっておらず間違ったため、作り直すもボロボロで、結局、後藤さんに手伝ってもらいました。
出来た注連縄を、凧と組み合わせて、飾りの葉や木の実を思い思いにつけて、あとはおめでたい言葉を書いたピックをさせば、出来上がり。
みなさん、どの言葉にするか悩んでいて、初春とか、立春とか、寿など、一筆一筆想いをこめて、書かれてました。
後藤さんの作品は、きりっと編まれていて、市民活動センターの出入り口のところで、販売もされてました。
これから親子で楽しむ季節といえば、節分でしょうか。豆を撒いた後が大変なのですが、子どもたちの好きな行事です。
節分(せつぶん、またはせちぶん)は、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。節分とは「季節を分ける」ことをも意味しているそうです。特に江戸時代以降は立春(毎年2月3日ごろ、うるう年は2月4日ごろ)の前日に、
豆を撒き、撒かれた豆を、自分の年齢(数え年)の数だけ食べる。また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないというならわしがあります。
最近は、豆が小袋に入っていて、小袋ごと撒けるのもありますし、鬼がいる家いない家、どちらも大きな声で「福は内~、鬼は外~。」と撒けば、寒さも吹っ飛び、1年元気でいられそうです。
我が家では、翌日朝早くから、たくさんのすずめがやってきて起こされるのも、この行事のご愛嬌です。
ぜひ、みなさんも試してみてくださいね。
行事を楽しむポイントは、『自己流』なんじゃないかと思います。
子どもたちと我が家ならではの、オリジナルってとこに、うまく行かなくっても楽しい! うまく行けばさらに楽しい! という思い出が、温かい気持ちとなって残ります。
そういう体験をした子どもは、自分が大人になったときにも必ず思い出すのだそうです。
形よりも、行事をたのしむそのときの気持ち。 とっても大事なことですね。
( 有光 いちか )